月影は花か実と況ん(や)。

TVアニメ「博多豚骨ラーメンズ」の情報を収集・整理・発信する非公式ブログ。野望は【目指せ・2期!】

【OP感想】TVアニメ「博多豚骨ラーメンズ」OP楽曲「ストレイ」(岸田教団&明星ロケッツ)感想&情報まとめ

こんにちは。舞台感想記事以来、すっかりご無沙汰してしまいました。もう12月ですねー、花楠です。

亀の歩みの進捗ですが、マイペースにのびのび書き進めていきたいと思います。

 

さて、前々回はアニメ第一話の感想+公式ツイートをまとめました。

tsukihanami.hatenablog.com

 

アニメ1話の最後で、OP曲「ストレイ」が初お目見えしましたね。そこで今回は、OP「ストレイ」岸田教団&明星ロケッツの感想&情報まとめをお送りします。

音楽のまとめは初めてで、不慣れな部分も多いかと思いますが、よろしくお願い致します。

 

 

「ストレイ」とは!

 まずはジャケットをどうぞ
ストレイ / 岸田教団&THE明星ロケッツ <アニメ盤>

ストレイ / 岸田教団&THE明星ロケッツ <アニメ盤>

  • アーティスト: 岸田教団&THE明星ロケッツ
  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2018/02/07
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
 
ストレイ / 岸田教団&THE明星ロケッツ <アーティスト盤>

ストレイ / 岸田教団&THE明星ロケッツ <アーティスト盤>

 
ストレイ / 岸田教団&THE明星ロケッツ <通常盤>

ストレイ / 岸田教団&THE明星ロケッツ <通常盤>

  • アーティスト: 岸田教団&THE明星ロケッツ
  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2018/02/07
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
 

「ストレイ」はロックバンド「岸田教団&明星ロケッツ」が、TVアニメ『博多豚骨ラーメンズ』のOP曲として、書き下ろした楽曲。

 CD円盤は3種類あり、特典や収録曲の内容に細かな違いがあります。アニメ版は「ストレイ」TVサイズ、アニメOP映像入りDVDも収録されており、まさしく、はかとん一色!他の円盤の詳細はTVアニメ「博多豚骨ラーメンズ」公式サイトにて。

通常版&アーティスト版のジャケットは、パンダの着ぐるみを来た林憲明。パンダの頭部には血飛沫が飛んでいて、お仕事帰りでしょうか…?という雰囲気。イラスト(CDジャケットワーク)は、イラストレーターのTAQROさん*1が担当されています。

アニメ公式ホームページでは、店舗特典としてTAQROさん描き下ろしのミサキちゃん(と、ラーメン)イラスト、店舗限定ポスター画像等が拝めますので、是非ご覧になってください。

 

岸田教団&明星ロケッツとは!

日本のロックバンド&東方系同人音楽ユニットであり、 数々のアニメ主題歌*2を手掛けていもいます。

私が紹介するまでもない大御所ですが、念のため基本情報を付与しておきます。

メンバー(※リンク先は公式ホームページもしくは、Twitterアカウント)

 メンバー全員の共通項は福岡県に縁があることですが、地元が舞台のアニメ主題歌を担当するのは博多豚骨ラーメンズ」が初めて!後の項目で取りまとめたインタビューでも喜びの声が伝わってきます。

また、皆さんそれぞれご自身のTwitterアカウントでツイートもされていました。

幼き日の山笠スタイルかわいい!地元とはかとんアニメへの愛を感じますね。 

 

 

MV&音源試聴動画

インターネット上で、MVや音源試聴動画が複数公開されています、太っ腹! 

『ストレイ』音源試聴


岸田教団&THE明星ロケッツ_ストレイ_音源試聴

動画再生時間は1分35秒、アニメOPで使われている部分は全て収録されています。

パンダの着ぐるみを着用しているのは、ドラムの「みっちゃん」さん。MVでは、かっこいい演奏姿が拝めますので、着ぐるみの人だなんて言わないで…。

 

『ストレイ』MV試聴映像


岸田教団&THE明星ロケッツ_ストレイ_MUSIC VIDEO_試聴映像

 

『ストレイ』MVフルサイズ


岸田教団&THE明星ロケッツ_ストレイ_MUSIC VIDEO

 『ストレイ』MUSIC VIDEOの試聴版とフルサイズVer. 博多は中州川端でのロケを敢行。夜のお仕事(意味深)におもむくichigoさん、パンダ(みっちゃん)さん、お札のやり取り、けぶる煙草の煙…と危険な香りと、大人の遊び心が漂ってくる映像。アニメと現実のあわいのような世界観。メンバーの皆さんの存在が、現実の博多との懸け橋になってくださっているようにも思えます。

 

アルバム「REBOOT」全曲試聴音源


岸田教団&THE明星ロケッツ_Newアルバム_REBOOT(Trailer)

「ストレイ」が収録されたアルバムの全曲試聴音源。「ストレイ」はMVサビ部分の一番いいところが、がっつり使われています。ほか多数のアニメ・CMタイアップ曲が収録されたアルバムです。はかとんと同年に放送されたアニメ『シリウス*3の主題歌も収録。楽曲ごとに世界観がガラッと変わるのもすごいところ。

 

歌詞

OPでは、1番の歌詞が使われています。「暗闇」「詐欺」「嘘」「生きろ」など作品世界のルードかつ熱い側面を切り取った詞が散りばめられ、雰囲気を盛り上げます。そして「ネオンが映る川沿い」「この街だけは」など、具体的な地名を出さずに聖地博多の存在感をまとわさせた詞も。フィクションと現実とが混ざり合い、生きることをあきらめるなというストーリーとともに、激しく盛り上がっていくメロディと一体になっていく…つくづく熱い曲ですね!その中心にいるのが、歌詞の視点=主人公たる人物です。

これは私感なのですが、歌詞の主人公は複数いるような印象を受けます。「①暗闇の中を一人で歩く人物(この街にだけは裏切られない「君」)」「②①を鼓舞する人物(単純に決めてしまう「君」)」というふうに。①と②は別個の人間かもしれませんし、同一人物の心中での葛藤か、はたまた現在と未来それぞれの姿かもしれません。二人だけでなく、もっと複数かもしれないし、それどころか②は神の視点かも…?

アニメ寄りに考えると、主人公バディの林憲明と馬場善治のことと考えるとしっくりきますが、群像劇であることを踏まえると、登場人物全員たちの声がそこかしこから聞こえてくる気配さえ感じます。皆、迷い戸惑いながらもそれぞれの朝と夜を繰り返して、この危険で懐の深い博多に順々に生き場所を定めていった、今度は新入りの君の番だよ…なんて。

この辺りは、視聴者が好きに受け取って、想像してよいものだと思うので、いつか皆さんのご意見も伺いたいです。

 

ウェブメディア特集記事まとめ

インタビュー&コメント

アニメ公式ホームページ

OP紹介の項目にボーカル:ichigoさんの公式コメントを掲載。地元・福岡への愛と方言があふれた、キュートかつ熱い内容です。

 

ウェブメディア各種

特記以外は、Ba&リーダー&作詞作曲:岸田さん+ボーカル:ichigoさんへのインタビュー。また、記事の特色を( )で付記しています。

アニメソング、タイアップソングを作るとはどういうことなのか、ストイックかつ熱いクリエイター魂の在り方について。記事の最終ページには、バンド全員出演のコメント動画あり。 )

 

(地元福岡が舞台になるうれしさ。博多の空気を知る人間として、それをどう曲と詞に落とし込んだのか。制作側に求められた「ハイエンドな博多感」に不可欠な、サックス採用の背景に思わぬ人物の影が!)

 

「博多の人口の3%は殺し屋」についての大胆な感想。原作、キャラクターへの思い入れもたくさん語ってらっしゃいます。本当は別のタイトルになる予定もあったのだとか。)

 

(「女性がターゲットのアニメ」の主題歌は初めて!と皆さんで困惑しつつ、模索して新しい音を作られたのだそう。CDジャケットワーク担当・TAQROさんの本音コメントも面白い。)

 

 (地元福岡のミュージックシーンの特徴。そことは違う何かを持ったバンドだからこそ、生み出された曲。「ストレイ」は、今まで発表されてきた楽曲の中でも、屈指の難易度を誇るそうです。)

 

レビュー

「ストレイ」のレビュー記事

アニメ・原作の情報から、歌詞・MV内容の深読み考察まで。これは相当好きな人にしか書けないやつですよ!楽曲を取り巻くすべてを俯瞰するようなレビューです。

 

「ストレイ」は6曲目に登場。楽器の個性的なアプローチ、アニメにマッチングした進行など、いささかマニアックな視点をわかりやすい言葉で解説。冒頭の「生きる力をくれるパワフルなナンバー」の一文に、この曲の魅力&ライターさんの思い入れが見事に凝縮されていますね!

 

ライブレポート

岸田教団&明星ロケッツが「ストレイ」を披露したライブレポート。

電撃文庫25周年アニバーサリーライブ

 2018年1月8日に行われた「電撃文庫25周年アニバーサリーライブ」のレポート。「ストライク・ザ・ブラッド」「天鏡のアルデラミン」に続き、3曲目の「ストレイ」はアニメの放送(2018年1月12日)に先駆けて披露されました。

 

岸田教団&THE明星ロケッツ 10周年アニバーサリーライブツアー

2018年1月20日に行われた「10周年アニバーサリーライブツアー」ファイナルのレポートアンコール1曲目が「ストレイ」で、本邦初公開のMVを流しながら聴かせる…という導入だったそう。ファンの皆さんの興奮と熱気が伝わってきます!

 

KPF2019(北九州ポップカルチャーフェスティバル2019)

 小倉にある西日本総合展示場2019年1月30日に行われた「KPF2019」初日ステージの大トリを飾ったのが岸田教団&明星ロケッツ!『ストレイ』などアニメタイアップだけでなく、東方同人アレンジ曲も豊富で、ファンの皆さんは感激していらしたのだそう。

公式レポートはまだ公開されていませんが(あとでまた追加します!)、かわりに関連ツイートを引用します。

 (↑差入れに「博多通りもん」が!そして岸田さんの思い出コメントよ…)

 

C/W曲「sleep walk」のすすめ

「ストレイ」通常版&アーティスト版のカップリング曲である「sleep walk」 も名曲なので、是非とも聴いていただきたいです!

先述の複数のインタビューでも ”「sleep walk」は博多豚骨ラーメンズの雰囲気を継承した歌詞作りがされており、夜の「ストレイ」と、明け方の「sleep walk」 、2曲で1つの世界観を表している初めての1枚“ という旨の発言をされています。

 

試聴音源


岸田教団&THE明星ロケッツ_sleep walk_音源試聴

 動画再生時間は、1分32秒。1コーラス聴くことができます。「ストレイ」とは異なる爽やかなメロディライン、その中に秘められた情熱に、はっとします。

 

歌詞

「光瞬く深夜の路上」「眠らない街と、やはり博多を思わせる詞。そして「星空」「涙」というワードが幾度となく織り込まれています。博多の夜の片隅で、そっと肩を寄せ合い、ささやきあっているような秘めやかさを感じます。『ストレイ』の群像劇感に対し、こちらの登場人物は「僕」から「君」へと、視点がはっきり固定されています。

歌詞だけ見ていると、「君」への想いが様々な角度から語られ、なんともセンチメンタル。でも、世界を見る視線はとても現実的。それもリアル寄りの現実。(きっと「僕」は裏社会の人ではないのでしょう。)「少し」「確か」という言葉を重ねて、「僕」をとりまく状況をしっかりとらえたうえで、「君」について、実現可能な答えを出そうとしている…というふうに感じました。これらが、あのメロディラインで、ざざざっと駆け抜けていく…たまらんです。現実的なのに、無垢な青春の香りが匂い立つような!

表と裏、二人とたくさん、深夜と夜明け、深紅と紺青(私の中での色彩イメージ)と、『ストレイ』『sleep walk』は、もちろんそれ単体でも楽しめますが、合わせて聞くとよりディープな世界に浸れますので、是非両方聞いてみてください。

 

 おわりに

楽曲の感想って難しい…書き終わってそう感じています。アニメの主題歌とはいえ、歌における物語・音楽性の受け取り方が本当に人それぞれだと思うので、これが正解なのかどうか。ED曲、サントラの感想書くときはもっと悩みそうですね。ブログ書きとして精進していきたいです。 

 

次回こそは2話感想の更新を!それでは。<m(__)m>

 

 ↓↓↓「ストレイ」収録シングル&アルバム情報↓↓↓

ストレイ / 岸田教団&THE明星ロケッツ <アーティスト盤>

ストレイ / 岸田教団&THE明星ロケッツ <アーティスト盤>

 
岸田教団&THE明星ロケッツ/REBOOT (アーティスト盤) (2枚組)

岸田教団&THE明星ロケッツ/REBOOT (アーティスト盤) (2枚組)

  • アーティスト: 岸田教団&THE明星ロケッツ
  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2018/12/05
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 

 ↓↓↓↓全12話が3巻で楽しめる!お得な円盤です。↓↓↓

Blu-ray 

 

 

 

 

 

 

 

DVD

【Amazon.co.jp限定】博多豚骨ラーメンズ 初回仕様 DVD全巻セット キャラクター原案・一色 箱 描き下ろしB2布ポスター(キャラクター:馬場善治&林憲明)付

博多豚骨ラーメンズ 1 DVD (初回仕様版)

【Amazon.co.jp限定】博多豚骨ラーメンズ 2 DVD(初回仕様版)(全巻購入特典:「キャラクター原案・一色 箱 描き下ろしB2布ポスター(キャラクター:馬場善治&林憲明)」引換シリアルコード付

【Amazon.co.jp限定】博多豚骨ラーメンズ 3 DVD(初回仕様版)(全巻購入特典:「キャラクター原案・一色 箱 描き下ろしB2布ポスター(キャラクター:馬場善治&林憲明)」引換シリアルコード付)

*1:「ストレイ」ジャケットワークの裏話は、後のインタビューまとめにて。

*2:メディアワークス発行の小説原作アニメでは『ストライク・ザ・ブラッド』シリーズ、『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン  』など。

*3:はかとんと同じ川瀬プロデューサー関係作品。